※1 小江戸・川越小江戸・川越
木造3階建、高さ16.2mを誇る、川越のシンボル「時の鐘」。現在でも1日4回(6時、12時、15時、8時)、蔵造りの街に鐘の音を響かせている(現在は手動ではなく自動)。
※2 耐火性・防犯性に優れる蔵造り
「火事とけんかは江戸の花」と言われるように、度重なる大火のため、江戸では蔵造りが多く建てられていました。川越の街並みは、川越大火後、江戸の日本橋に倣って構築されたそうです。一時は100軒以上が軒を列ねたとか(現在では30軒ぐらい)。小江戸と言われる所以は、こんなトコにもあるのかもしれません。なお、蔵の壁は、燃えにくい漆喰で造られており、蔵造りは当時の普通の住まいの10倍近い費用がかかります。防火の知恵だけでなく、川越商人の富の象徴だったのかもしれませんね。
※3 ごっつい鬼瓦の構造は?
屋根の突起部分すべてが鬼瓦と思われていますが、純粋な瓦部分は、真中の黒い部分のみ。建築工事時に、鬼瓦を屋根上まで運び載せ、屋根上で、鬼瓦のまわりに「カゲ盛」(左写真白い部分、原料は漆喰)を作るのです。これは、鬼瓦をバックアップするためと全体のバランスをとるため。作った当初は白いのに、雨風に打たれるうちに黒くなり、遠目には「まるごと鬼瓦」に見えちゃうというワケ。
左:鬼瓦は蔵造り資料館に設置されたものです。
※4 懐かしさいっぱい、菓子屋横丁
左:ふがし、ハッカ飴、せんべいなどなど、左右には駄菓子屋がいっぱい!
中央:横丁の石畳には、駄菓子の飴細工をイメージさせる色とりどりのガラスがはまっている。
右:飴、飴、飴。おばちゃんの優しい笑顔と一緒にお土産にいかが?
※5 見所いっぱい川越!
「川越蔵造り資料館」元・煙草卸商で内観できます。
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
月曜休館(年末年始休館など有)
料金:大人100円 中・高・大学生50円 児童30円
TEL:049-225-4287