※1 鎌倉五山と円覚寺
建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺。円覚寺は、第二位の寺格で、弘安5年(1282年)創建。北条時宗時代に、無学祖元が元寇による死者を弔うために建てた寺なのだとか。ちなみに名前の由来は、建立工事の際「円覚経」と呼ばれる経典が発掘されたことからだそーだ。
※2 禅宗様建築って?
鎌倉時代に伝来した禅宗。その教義とともに伝わった中国・宋の建築様式のことを禅宗様建築と呼んでいる。
※3 山門は三門!
山門は三門ともいい、三解脱門(空門、無想門、無作門)の略。楼上には観音像や十六羅漢像などが安置されているらしー。一般には公開されていないけどね。
※4 突き出た木製の鼻!?
木鼻とは、柱より突き出た梁の部分のこと。禅宗様建築の特徴で、装飾的な意味合いが濃いよーだ。
※5 仏殿にみる、梁と天井と床
左:横から見た海老です、海老虹梁
中央:龍が描かれた、内陣の鏡天井
右:板張りでも畳でもない、石床
※6 花のように美しいカーブ!
花頭曲線(かとうきょくせん)と言われる緩やかな木枠が用いられた窓を花頭窓という。この時代、木を曲げるのは高度テクが必要なはず。
※7 最古の禅宗様建築かつ鎌倉最古の木造建築!
舎利殿は鎌倉唯一の国宝建造物で、こけら“わら”の二層屋根を持つ木造建物。現在も、円覚派の雲水が全国から集まり修行に使っているので、普段は非公開です。方丈の宝物風入れ時期に合わせ、11月3日前後に一般公開!このチャンスをお見逃しなく!
※8 おすすめ甘味情報(円覚寺内)
● 「仏日庵」
拝観奉納金 \100 抹茶奉納金 \500
侘び寂びを感じられる庭園で、お抹茶とお菓子を舌鼓。
● 洪鐘近く「弁天堂茶屋」
福ところてん \500〜
あんみつ、おしるこなど甘味が頂ける!ここからの鎌倉眺望もお勧め。
● 総門近く売店など
かわらせんべい \500〜
北条時宗ゆかりの品らしー。お土産用に、化粧箱入りもあり。