※1 世紀の大事業!黒部ダム
戦後の深刻な電力不足に、関西電力が社運をかけて建設した黒部ダム。「秘境」黒部と言われるほどの過酷な自然条件のもと、豪雪や険しい地形に負けず、7年のときを経て昭和38年完成!1000万人の人手、513億円(今の金額で1兆円ぐらい)をかけた壮大なダムは、現在もフル稼働中。
※2 汗と涙の、大町トンネル
黒部ダムの総コンクリート打設量はなんと約1600万(東京ドーム体積の1.3倍)!その資材輸送ルートに、大役をかったのが大町トンネルだった。トンネル開通までの難工事は一言では言い表せない。厳冬中の工事に破砕帯(地下水を溜め込んだ軟弱な地層)との格闘など、尊い犠牲もはらみつつ、人力の血と汗と涙で貫通した。また、立山からの山越えルートでも、75キロもの資材を2730mもの山を超え人力で運んだという。
※3 スケール感が狂う!
左:黒部湖(ダムの湖)に流れついた流木。どーみても小枝なのだが。。。
中央:高さ2mほどの扉が、ダム壁から比べると、ちいさなボタンのように見える。
右:エメラルドグリーンにたゆたう湖面。東京ドーム151杯分を貯水できるという。
※4 大自然にうっとり、黒部に感動
左:立山アルペンルートの眺望。四季折々の美しさを体感できる!
中央:壁に打ち付けられた階段。巨大な黒部ダムをさまざまな角度から堪能できるように、展望台がたくさんあるのだが…。階段がむき出し。こんな所でも自然を体感できるとは…。とほほ。
右:長野名物「おやき」。しめじ野菜、野沢菜など、各売店にて200円。
その他「山いちごのソフトクリーム」300円も人気とか。