建物の用途や規模によってさまざまですので、
弊社ではその都度ご相談させていただき料金を決めさせていただいております。
例として
・フルオーダー住宅では、全体の建築費用の約10〜15％ぐらい、
・マンションでは、全体の建築費用の約3〜5％ぐらいになります。
上記は、構造設計費用や設備設計費用を含んだものです。
それとは別に工事監理の費用として全体の建築費用の約2〜5％くらいをいただく場合もございます。
よく住宅ではハウスメーカーさんや設計と施工を一貫で行う工務店で「設計料は無料」という、
建主様にとってはたいへん魅力的な言葉を使っている業者があります。
「設計料は無料」と謳っている会社においても設計図や確認申請図が必ず必要ですので、
設計行為をしているのに設計料をとらないというのは、その費用がどこか別の工事費に含まれていると考えるべきです。

設計事務所によって異なりますが、基本的には最初の相談料は無料で、
基本設計つまり最初の１〜２案程度から設計料が発生するという場合が多く、弊社もこのパターンです。
実施設計とは違いますので計画案のボリュームによって価格は決めさせていただいております。
もちろん最初から実施設計も含めてご契約されているお客様には「１案でいくら」といった費用で精算しておりません。

大きく分けて、調査費用、申請費用、登記費用、税金、備品などが必要になります。

〔調査費用とは〕
土地の測量、地盤調査、電波障害調査など

〔申請費用とは〕
確認申請・中間検査・完了検査の手数料、その他の法令上必要な申請手数料　また火災保険、地震保険　など

〔登記費用とは〕
建物表示登記（建物完成時に必要）、建物滅失登記（古い建物を取り壊す時）、
土地所有権移転登記（土地を購入した時）、抵当権設定登記　など

〔税金とは〕
印紙税（土地の売買契約書、工事契約書、設計・監理契約書などで必要）、
不動産所得税（土地や建物を取得した時に必要）
固定資産税・都市計画税（建物完成の翌年より必要）など

〔備品とは〕
近隣挨拶費用、地鎮祭などの式典費用、引越し費用、引越し後の家具やカーテン　など

基本的には設計契約時にご相談させて決めさせていただいております。
例としては下記のような内訳です。

業務契約締結時（業務着手金として）　設計監理料の １５ ％
基本設計完了時（確認申請提出時）　設計監理料の ２５ ％
実施設計完了時（工事契約締結時）　設計監理料の ３０ ％
上棟建方完了時（建物上棟の時）　　設計監理料の ２０ ％
建物完成引渡時（業務完了の時）　　設計監理料の １０ ％